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みんなの「郷土玩具」ブログ


京都高島屋「大東北展」より〜 山形のこけし工人・梅木直美さんの『おによめこけし』〜

2016/03/21 22:50
京都高島屋「大東北展」より
2016年3月16日(水)〜21日(月・祝)に京都高島屋で開催された「大東北展」に、山形市の蔵王高湯系こけし工人・梅木直美さんが初来店。初日の夕方、伊丹空港へ行った帰りに会場へお訪ねさせて頂いた。

★山形のこけし工人・梅木直美さん
直美さんの父である梅木修一工人のこけしは伊勢こけし会を通じてコレクション。父を師匠として20歳から描彩を始められた直美さんが3年前にお仕事を辞めてこけし作りに専念され、ろくろの技も習得され伝統を継承されながら新作を作られています。
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★<おによめこけし>ゴールド
『おによめこけし』は東根市神町の北村果樹園に嫁がれて御活躍のお姉さまのために作られたこけし。お姉さまは主婦達の経験と特技、ゆとりの時間を生かして美味しいものを提供する6人のグループ「北村果樹園:おによめ.com 」を立ち上げられ、リーダーのお姉さま(北村陽子さん)のシンボルカラーは「ゴールド」。6人はそれぞれ角で色分けされています。
http://samidare.jp/oniyome/
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『おによめこけし』は限定5点なので、初日の午前中に完売するのではと半分諦めていましたが入手出来て嬉しい〜
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昨年10月に東根の娘を訪ねたとき、山形市の環境展を見る機会があり『天使こけし』と他2点を購入。
山寺で実演されていた直美工人にお会い出来ず、今回やっと直接お会い出来ました。笑顔が素敵な方で、お忙しいなか話にお付き合い下さって感謝!!!
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2016< コトコトこけし博>〜つなごう こけしの輪〜

2016/03/16 06:38
2016 <コトコトこけし博>
〜つなごう こけしの輪〜


・開催日・・・2016年3月5日(土) 10時〜18時・6日(日) 10時〜17時
・会 場 ・・・GROWLYビルディング内・特設会場(JR&地下鉄「二条駅」下車)


3月5日の初日に西陣の「千両ヶ辻雛祭り展」見学の後、タクシーで移動。車からは会場のビルが判らず、ぐるぐるまわって結局近くで降りて徒歩で見つけた。会場は午後2時を過ぎていても満員で思う様に動けない。朝は8時50分に50人位の行列ができていたとのことでスゴイ!
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◆「こけし」と「こけし雑貨」の販売
「津軽こけし館」のご協力で壁面の棚にずらり並ぶこけし。関西でこれほどのこけしが販売されるのは「コトコトこけし博」だけだろう。若い女性に「可愛い〜」と人気の新作こけしも数多く並んでいた。
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写真の左端は津軽こけし・本間直子工人のペン立。瞼を閉じた表情が愛らしい。
毎年、売り切れで買えなかった「赤松マカロン」さんの「フエルトこけし」をやっと購入。
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◆「こけし絵付け体験」
今年は会場が替わって一部屋に全部まとまっているが、こけし絵付けのテーブルは雑踏の片隅にある。落ち着いて描けそうにないので止めておこうと思ったら、絵付け体験のために考案されたロクロ線を描ける新兵器を見て試してみたくなった。
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津軽こけしの阿保正文工人のご指導で、ろくろ線初体験。頭にも黒でおかっぱ頭のラインを入れた位置が低過ぎて思う位置に目を描けず失敗作。ただ3年間に描いたうちで一番津軽っぽいかも・・・
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日本玩具博物館開館40周年記念・夏秋の企画展 <日本の人形遊び>〜姉さまからリカちゃんまで〜

2014/07/11 23:07
日本玩具博物館開館40周年記念・夏秋の企画展
★<日本の人形遊び>
〜「姉さま」から「リカちゃん」まで〜


・会期:2014 / 6 / 7(土) ~ 11 /11(火)
・会場:日本玩具博物館1号館

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サブタイトル通り、1号館には日本各地の「姉さまからリカちゃん」まで並び、女の子の人形遊びの変遷がよく判る。
市松人形や故郷の姉様人形、キューピーと文化人形、着せ替えのファッションドールが並ぶ展示ケースでは、明治・大正生まれのおばあさまから、昭和生まれのおばあちゃんとお母さん、平成に生まれた娘さんや女の子たちまで、皆さんが子供の頃に遊んだ懐かしい人形たちに出会える筈です。

展示品は約350点。展示品内容はHPをご覧下さい。
http://www.japan-toy-museum.org/Japanese_doll_%20play2014.html

6号館の「世界の国の人形」の展示も完成し、1号館と両方を見学出来る7月上旬に、日本玩具博物館を訪問。
雛まつり展にお訪ねして以来、5ヶ月振りでした。ここに来る度に、昨年2月に亡くなった同い年の姫路の友人を思い出します。一緒に見学しているつもりで、写真を少しご紹介します。
  
★日本人形の分類
日本の人形を大きく4つに分類。
@信仰との関わり      ・・・ ヒトガタ・這子・天児など
A人形芝居人形       
B手遊び・愛玩人形  ・・・ 姉さま・文化人形・リカちゃん〜ジェニーちゃんなどのファッションドール
C飾り人形    ・・・ 御所人形・武者人形・土人形など
その中から、主にBの手遊び・愛玩人形を中心に展示されている。

<ヒトガタ・立雛>
いにしえの人形の始まりは、神社で厄や穢れを祓うヒトガタであり、流し雛から雛人形へとつながる。
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《ふるさとの人形》
江戸時代の終わりになると、土・木・紙など身近にある材料を使って素朴な玩具が作られるようになり、土人形、姉様や東北の「こけし」、郷土の信仰と結びついた赤い着物の張子「奉公さん」などの郷土玩具が誕生した。

<姉さま人形>
紙を細筆の軸やお箸で巻いて縮めて髪型をつくり、千代紙の着物を着せた江戸姉様、松本姉様などの紙人形や、庄内姉様のような髪を結った頭が中心で簡単な胴だけの着せ替え姉様、布製の姉様がある。

各地で作られた姉さまは、土地によって呼び名が違う。
京都では「おやまはん」、神戸は「おかたさん」、播州は「ぽんちこさん」だが、
金沢では「たちこさん」、鳥取は「ばんばさま」と呼ばれている。
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◆仙台姉様と松本姉様
中央の2体は廃絶した仙台姉様。簪など華やかな髪飾りから花魁だと思われる。
 左は松本姉様。
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◆神戸姉さま(おかたさん)・金沢の姉さま・江戸姉様
中央の一番大きい人形と左下が「神戸姉さま・おかたさん」
右上の2体は廃絶した「金沢姉さま」。
右横2体と下の小さな3体は「江戸姉様」昭和中期。その右横の1体は浜松あねさま。
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◆金沢の姉様(たちこさん)
昭和初期・古布製
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◆会津の姉様
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◆和歌山の姉さま
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<首人形とこけし>
首人形は土製などの頭に竹串や木串をさし、姉様遊びや人形芝居のまねごとをして遊んだ。
「こけし」は立つのが当り前のように思われているが、子供が座布団をおくるみにして「こけし」をおんぶして遊んでいた時代のものは立たないものが作られていた。
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《抱き人形》
身近な材料で作る素朴な小さな人形とは別に、赤ちゃんの等身大の衣装人形が江戸後期には登場。

<市松人形>
なかでも、京・大坂・江戸の三都で人気を集めたのは「市松人形」。
トレードマークのストレートな黒髪のオカッパスタイルが可愛いく、「いちまはん」とか「いちまさん」と呼んで親しんでいる。

写真は明治と大正時代の市松人形。
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学芸員の尾崎織女さんが手にされているのは明治末期の市松人形の男の子で、身につけているお宮参りの祝着の背には、魔除けの「背縫い紋」が飾られている。
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明治・大正には小さな練り人形に着物・帯・かつら・履物を着せ替えるセットが売り出された。

<文化人形とミルク飲み人形>
大正時代になると、キューピーや西洋風俗のセルロイド人形が人気を博した一方で、布製の抱き人形「文化人形」が登場。私が子供の頃に遊んだのもこの人形で、娘の幼い頃もまだ文化人形で遊んでいた。

戦後登場したのは、ソフトビニール製の「ミルク飲み人形」や歩行人形。
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<ファッションドール> 
 昭和30年代には、アメリカのファッションドール「バービー」が登場。
だが、アメリカの女優さんのような大人の表情の人形は馴染めず、娘にはバービーよりは子供らしい「タミーちゃん」を買い与えた。
 日本人好みのファッションドール「スカーレットちゃん」や「リカちゃん」が登場するのは、昭和40年代に日本の会社が製作するようになってからのこと。平成の「ジェニーちゃん」まで女の子に人気だったが、ここ数年前からデパートのおもちゃ売場で見かけなくなってきた。
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娘の「タミーちゃん」に、お揃いのワンピースや浴衣を縫って着せていた頃が懐かしい。
(写真はすべてクリックで拡大します。)
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京都 <コトコトこけし博 2014> 〜実演とトークショーのイベント&こけし・雑貨展示販売〜

2014/03/25 02:13
京都 <コトコトこけし博 2014>
〜実演とトークショーのイベント&こけし・雑貨展示販売〜


昨年、京都市中京区の旧銭湯で開催された「コトコトこけし博」は、1日だけのイベントで約1,000人の参加者で大混雑。今年は二つの会場で3日間開催され、最終日にようやく訪ねることが出来た。

★日  時・・・ 2014年3月21日/22日/23日
                    午前10時〜18時
★主  催 ・・・ マヤルカ古書店・夜長堂
★第1会場・・・ マヤルカ古書店
   第2会場・・・ 遊・空間U

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★<第1会場:マヤルカ古書店>
市バス「千本出水」で下車。千本通を北へ少し歩いて、上長者町通(左突き当たりに「千本日活」)で信号を渡り、東へ。南側(右側)に赤い小さな看板が置かれた路地の突き当たりに「マヤルカ古書店」がある。
 
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◆「津軽こけし館」販売コーナー
1週間前に訪ねたときに古書がずらっと並んでいた棚は全部、見事に「こけし」に替わっていた。「津軽こけし」を中心に遠刈田・鳴子も並んでいる。
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◆「津軽こけし工人」山谷レイさんの絵付け実演
山谷レイ・工人、初の京都入り。
実演コーナーが逆光になるので、明るい方を向いて絵付けをされていた。
ベティさんのようなパッチリ目の頭や帽子こけしなど、新しいデザインのものを作られている。
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◆「こけし絵付け体験コーナー」
席が空いていて勧められて参加。1体:1,200円
全く予定していなかったので、胴模様など何も考えて来なかった。
初体験で一番緊張したのは最初に描いた目。失敗したくないので眉と鼻は省略。
髪は単純にオカッパ風にしてサイドを頬にかかるように少しはねてみた。
胴に描いたのは、点々と筆をおいただけの梅(の積り)を全体に散らした。
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絵付け初体験のこけしは翌日になって、眉と頬紅を入れてみた。三人官女で眉がないのは既婚者で、娘こけしにしようと思うと前髪を長くして隠れている状態にするかどちらかだが、眉だけで随分雰囲気が変わってお嬢さんになった。
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★<第2会場:遊・空間U>
「マヤルカ古書店」から上長者町通に出て東(右)に歩き、最初の角で右折(南へ)。右側一筋目を奥に進むと、街のど真ん中と思えないような空地の奥の古い家や高低のある空地が現れて驚いた。ここが「遊・空間U 」。

★中古こけしと雑貨物販
夜長堂の商品、こけしをモチーフにした雑貨など

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★DARUMA部屋(COCHAEコレクションより)
木彫り似顔絵こけし実演
真央さんたち「画賊」の張子玩具など、部屋いっぱい。
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隣りの空地にはテーブルと椅子が置かれ、沖縄コーヒー(1杯300円)を紙コップで飲んで時間つぶし。
午後3時半になって、第1会場に戻ってトークショーに参加。

★COCHAE x 夜長堂 x 横山百合
  「だるまとこけし楽しい玩具トークショー」

   第1会場2階(会場変更) 午後4時〜
   参加費:2,500円(だるまのアイシングクッキー付)

「だるまクッキー」は5種類。一番可愛いのは、金沢の姫だるまだが、残っていなかったので、仙台張子「三角だるま」をいただいた。ほかに、松川達磨、甲府の親子達磨などがある。
福の字の袋はCOCHAEさんからのお土産。
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写真:向かって右は木地だるまを展示されている「COCHA」さん。
中央は16日まで2階で「オトンコレクション写真展」を開いてられた横山百合さん。 
夜長堂・井上タツ子さんが進行役でトークショーが進められた。
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COCHAEさんのこけし〜木地だるまへ目を向けられたお話。
横山さんから、お父さまが入会されていた昭和40年代の「竹とんぼ」のだるま特集号など数冊を持参して見せていただいた。ほかに高松張子・宮内フサさんの「ほうこさん」などの写真でお話された。
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トークショーの会場は皆さんの熱い思いで室温も上昇して暑かった・・・
京都の住人でも判りにくい会場なのに、大阪から次々と来客があり、こんなにも、こけしや郷土玩具ファンが多いことに驚いた。
もっと驚いているのは、女性ふたりの企画と集客力。
郷土玩具文化研究会では女性会員は少ないが、ここでは女性パワーが全開している。
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福島県会津若松「会津葵」ふるさとのお菓子“小法師”と“赤べこ”

2014/03/23 09:15
福島県会津若松市
「会津葵」ふるさとのお菓子

京都島屋で17日開催されていた「大東北展」に福島県会津若松市の上菓子司「会津葵」が出店され、郷土の玩具をテーマにしたお菓子が目に留まった。
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<縁起菓子 “ 小法師 ”>
「小法師」は初市の十日市に並ぶ会津三縁起の一つで、家族の数より一つ多く買い求め、神棚に供えて無病息災を祈る。お菓子は小豆餡と白小豆黄身餡の2種に砂糖の石衣で包み、食紅で染めた紙を巻いて「小法師」を表している。
 箱の蓋の「風車」も会津三縁起の一つ。
 箱の中には、転んでも起き上がる本物の玩具「小法師」が1個、入っている。
「頑張ろう日本! 」
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<ふるさと菓子“あかべこ”>
会津柳津の円蔵寺建立の際に木材運搬で働いた赤毛の牛が、落慶するや石牛と化して「御仏の使い」となったという言い伝えがある。円蔵寺菊光堂には福満虚空蔵大菩薩が安置され、智と富を授かる御仏として信仰されている。この伝説にちなんでつくられた郷土玩具に会津張子の「赤べこ」がある。

箱とお菓子には、郷土玩具の「赤べこ」をモチーフに使用。
お菓子の“あかべこ”は会津産の蕎麦粉をつかった求肥で大納言小豆を挟み、和三盆をまぶしたお菓子。

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「ふるさとのお菓子」は食べやすく馴染みやすい美味しさだけでなく、最近は無地箱に掛紙を替えてあるだけの店が多い中、お菓子に合わせた箱が作られているところもいい。
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2014年2月・郷土玩具文化研究会・第286回例会 「稲畑人形を中心とした金太郎話し」より

2014/02/28 17:08
郷土玩具文化研究会・第286回例会
「稲畑人形を中心とした金太郎話し」より


日時:平成26年2月23日(日)午後2時より
会場:南船場会館2F
お話:北原直喜氏


鯉金を手にお話される北原氏と熱心に耳を傾けている会員。
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<稲畑人形の金太郎>
江戸末期からつくられている稲畑人形(兵庫県丹波市氷上町稲畑)には、他の産地にくらべて金太郎人形の種類が多く、会場に並べられた金太郎人形26点すべてが稲畑製で、バラエティに富んだ型に驚かされた。

伏見人形の型から抜いたもの、絵付けの段階で「力持ち」を象徴する持ち物を変えたもの、和藤内系、熊金系、鯉金系、表情も伏見系と博多系などいろいろある。

写真はずらっと並んだ稲畑の金太郎人形。
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・伏見人形型の金太郎
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・松の根っこまで曳き抜いた金太郎。
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・千両箱担ぎ上げ。
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・和藤内系。
 担ぎ上げているのは竹とのこと。巻いた絨毯かと思った。ネコのような虎が可笑しい。
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・一番ユニークなのは、頭を長くした見立て福禄寿の金太郎。
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などなど・・・

<金太郎伝説>
金太郎伝説は種々あるが、足柄山の金太郎は源頼光と出会い坂田金時と改名して家来となり、京に上って頼光四天王の一人となって大江山に住む酒呑童子を退治している。

金太郎人形は日本各地の土人形産地の中で、稲畑が一番種類が多いだろうと言われているが、稲畑は京都府大江山に近く、周辺では五月の節句に金太郎人形が欠かせず競って変わり型を作ったのではないだろうか?

<次回・第287回例会案内>
「私のお気に入り玩具・大公開」


★日 時:平成26年4月20日(日)午後2時より

★会 場:南船場会館2F ☎︎06-6241-1008
    大阪市中央区南船場3-7-12
    地下鉄・御堂筋線「心斎橋」下車。徒歩10分
   (心斎橋筋長堀から北へ2筋、「がんこ寿司」角を東へ曲がる。
      北側の角から5軒目)

★内容:恒例の自慢の一品・思い出の一品のほか、何だかよく分からない一品など、会員の皆様の持ち寄りで行います。普段は、なかなか自身のコレクションを公開する機会も少ないと思われますので座談会形式でかんだんしたいと思います。 テーマはお任せいたしますので、どうぞご自由にご参加下さい。

※GW前なので開催日が通常と違って、第三日曜日になっています。
 お間違えのないようにお願いいたします。


★4月から新年度になります。
   これを機に郷土玩具に興味のある方は、ぜひ会場へお越し下さい。

・年会費:4,000円
・会報:年6回発行(例会時に発行)
・例会:年6回(通常は偶数月の第4日曜日・変更回有り)
人形展や雛まつり等の見学例会等も有

・事務局:〒565-0873 吹田市藤白台4−30−12 
        北原 直喜方
        ☎︎06−6835−6888
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京都文化博物館開館25周年記念<京都・美のタイムカプセル>展より〜郷土玩具〜

2013/10/13 10:03
京都文化博物館開館25周年記念
京都府立総合資料館開館50周年記念

<京都・美のタイムカプセル>展
ー平成25年9月12日〜12月1日(日)−
〜100年後に遺したい珠玉のアートコレクション〜


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リーフレットの表のタイトルの横に
絵画から郷土玩具まで京都府コレクションを一挙公開」と紹介されている。

左下には、幸野楳嶺・小野竹喬・山口華楊・秋野不矩・向井潤吉・清水六兵衛の6氏のお名前があるが、京都で活躍された著名な画家や陶芸・工芸・染色作家の作品と同時に「郷土玩具」が展示されるのは珍しいだけでなく、京都文化博物館の展覧会で「郷土玩具」を取り上げられるのは何十年ぶりだろうか。
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展示目録はHPからダウンロード出来る。
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_time.html

(下の写真の「朏コレクションの出品目録」はクリックで2段階に拡大)
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朏健之助コレクションの国内外の膨大な郷土玩具は3期に分けて(一部通期)展示。
さっそく見学に行ってみると、予想していたより広いスペースを占めていた。

特に2期の10月8日〜11月4日(月・振休)は「京都府の郷土玩具」の展示があり注目。伏見人形、清水人形、宇治茶摘み人形、廃絶になった愛宕人形硯や鞍馬の阿吽虎などが並ぶが、目録に記されている「西陣の七夕雛」は展示されていなかった。その理由を係の方に尋ねたが、担当の学芸員が不在で不明という返事。

今年、京都市考古資料館で発掘資料を中心に「伏見人形展」が開かれてから京都文化博物館にも伏見人形の問い合わせがあるとのこと。これを機に全国の土人形のふるさと「伏見人形」の常設展示を拡大させて欲しいと願う。

他に、風俗史家の吉川観方や江馬務のコレクションから雛人形や御所人形、犬筥、振々なども展示されている。


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2013日本玩具博物館・夏秋特別展<中国の民間玩具>〜郷土玩具文化研究会・第282回例会第二部ーA

2013/08/01 12:28
日本玩具博物館・夏秋特別展
<中国の民間玩具>
2013/6/22(土)〜10/15(火)

姫路市香寺町の「日本玩具博物館」は1974年に井上重義館長が創設され、来年、40周年を迎えられる。
日本の郷土玩具だけでなく広く世界150ヶ国の9万点を収蔵されているが、昨春に寄贈を受けられた中国民間玩具研究家・伊藤三郎氏の「中国の民間玩具」コレクション約1,000点を中心に、戦前の尾崎清次コレクションや李寸松氏の寄贈品、玩具博物館所蔵品を加えた中から800点を選び特別展が開かれている。
http://www.japan-toy-museum.org/

★中華人民共和国の地図
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毛沢東が1976年に亡くなり、約10年間にわたって中国全土を吹き荒れた文化大革命の時代が終わったが、その後の混乱もあり中国民間玩具は壊滅的な打撃を受けた。ようやく復活の兆しが見えたのは、1984年のケ小平の農村復興政策と合わせて「民間美術復興運動」が展開されてからのこと。製作者が昔作っていた玩具を思い起しぼつぼつ作りはじめ、民間玩具研究者の李寸松氏ら(1927〜2011)の呼びかけもあって見事復興を果たした。

「郷土玩具文化研究会」では、この特別展の見学例会を企画し、日本玩具博物館のご協力で無事終了。
会の公式記録ではなく個人のブログとして、3回に分けてご紹介させていただく。
展示品の解説は日本玩具博物館の資料に基づいて引用させていただきました。

◆「郷土玩具文化研究会」第282回例会
 2013年6月30日(日)午後1時より、日本玩具博物館・6号館で見学例会を開催。
第T部では、2階和室で尾崎織女学芸員より中国民間玩具のコレクションや作家のアトリエ、祭礼の写真をプロジェクターを使ってご紹介。
http://ikuiku-1919.at.webry.info/201307/article_10.html

第U部で「中国民間の玩具」展を見学。
6号館・西室の展示品(一章〜四章)については、前回のブログでご紹介。
http://ikuiku-1919.at.webry.info/201307/article_11.html

◆第U部・展示解説ーA〜「東室」の展示より〜

★6号館・東室の展示風景
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東室では、五章〜九章まで、土・布・木等の素材別に展示され、最後の十章で「日中の玩具に共通する形」でまとめられている。

■五章:中国の土製玩具 泥人・泥動物・泥玩具

河南省、山東省、江蘇省の各地で作られる野性味にあふれる泥玩や、陝西省やで作られる民族色豊かな泥玩の数々は、その造形と彩色において中国民間玩具の華と言われる。

<河南省の黒い泥玩具>
〜 泥泥狗と泥咕咕 〜
文化大革命後の民間美術復興運動の中で脚光を浴びたのが、黄河南岸の河南省で細々と命脈をつないでいたのが黒い泥玩具。全体を黒く塗った動物や人物の土笛で赤・黄・白・青(緑)で明るく彩色されたもの。彩色の五色は、「五行思想」の吉祥を表す。旧暦の2月2日〜3日、春節の廟会(祭礼)の参道に屋台が並び、様々な種類の土笛が売られる。

河南省東部・淮陽 ・・・泥泥狗(ニーニークゥ)
河南省西部・浚県 ・・・ 泥咕咕(ニークゥクゥ)

と、それぞれに総称されている。

彩色された泥人形は熊本県の「木の葉猿」を思い起こさせる。もしかしたらルーツは河南省にあるのかも・・・

★淮陽の “泥泥狗(ニーニークゥ)” 
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★浚県の“泥咕咕(ニークゥクゥ)
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<山東省臨沂の泥人形>
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<陝西省鳳翔の泥動物>
陝西省鳳翔の動物玩具は元来、粘土で型を作り、その上に紙を貼って張子として型を取り出した後、中に砂を詰めたものだったが近来、石膏型に変わったとのこと。題材には、牛や馬、ロバ、鹿、犬(狗)、鶏などが登場。
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「大老虎」
動物の中で特に人気が高いのが虎。この地方では外孫の一か月の御祝に祖父(娘の父)が健やかな成長を願って虎を贈る風習があったことにも由来しているのだろう。五色を使い独特の花や実の紋様で飾られて華やかで、見開いた目には魔除けの力が満ちている。
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<浙江省嘉興の泥人形>
江蘇省や浙江省など揚子江を挟んだ水郷地帯では、かつては盛んに養蚕が行われていた。蚕の天敵であるネズミの害を防止するために「蚕猫」と呼ばれる泥猫が脅しとして置かれていた。

◆「蚕猫」と「養蚕神」
写真の「蚕猫」は浙江省海塩で中国民間美術学会が開催された折に参加者に記念品として贈呈されたもの。猫の顔は前後と両面にあり、ユニークな表情が楽しい。

うしろに見える「養蚕神」も蚕室に祀られたもので、神様の足元で虎が眼を光らせている愛嬌のある泥神様。
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<山東省臨沂・高密・恵民>
〜泥人と泥動物〜

山東省は、この三地域の泥人と泥玩具、張子の不倒娃のほか、木製玩具や風箏が作られる地域もあり民間玩具の宝庫。

◆「叫獅」
山東省高密で作られるユニークな動物玩具。
動物の胸部が二つに切り離され、つなぎにアコーディオンのように皮製の蛇腹が取り付けられて、中に小さな葦笛を仕込んである。蛇腹を伸び縮みさせると、獅子や犬たちがフォワン〜フォワン〜という声を上げる。
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■六章:布玩具 
陝西省や甘粛省、江蘇省の各地で作られる布製玩具は、古代からの息吹を伝えるユニークな造形が魅力。
「布老虎」は端午節や赤ちゃん誕生の御祝に使われる。
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・陝西省の「紅鶏」と「青蛙耳枕」 1980年代
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<山東省の香包(シャンパオ)と甘粛省・香袋>
中国各地で盛んに作られる香包は主に女児が胸に下げる小さなものと室内の壁やベッドの枠にかけ飾る装飾性豊かなものがあり、強い香りで邪気を祓い、健康を保つためのまじないとして吉祥を招く。

デザインには長寿のシンボルや暮らしに幸福をもたらす動植物が題材として選ばれる。
・獅子と老虎・・・魔除の力、長寿・生命の不滅
・金 魚   ・・・金運
・桃     ・・・長寿、子宝
・唐辛子  ・・・魔除 など
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■七章:木玩具  
山東省、陜西省、四川省の木製玩具

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<工作木人>
働く人々の仕掛け玩具
四川省/木/1980年代
下部の支え棒から下る紐(テグス)を引っ張ると、人形たちが木と上の杵をつき脱穀をする仕草をする玩具。
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<棒棒人>
山東省/木/1980年代
これまでにも登場しているロクロ挽きの人形で、巫女が耳に当てて神のご神託を聴く時に使われたとか。
立姿の「高棒棒人」と座り姿の「低棒棒人」がある。
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<銅鑼叩き車>
陝西省/木/1980年代
車を動かせると人形が動いて銅鑼をたたくカラクリ玩具。
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■八章:自然素材・T
 〜竹・草・棕櫚・瓢箪・高粱・麦稈〜

日本でも見られる竹細工や麦わら細工のほかに、棕櫚や葦を編んで作る動物がある。なかでも珍しいのは蝉の抜け殻を使った猿の人形で、説明がなければ気付かないだろう。蝉と聞くと「アブラセミ」を想像していたが、もっと小さい種類が使われている。
<猿人形ー老毛猴ー>
北京/セミの抜け殻と木蓮の若芽/1920〜30年代
尾崎清次コレクション
「蝉の抜け殻」を使った猿は北京の伝承人形。蝉の抜け殻をバラバラにして木蓮の若芽と組み合わせて猿を作り、麻雀や煙管を楽しむ場面などが作られている。その着眼と発想、リアリズムに驚かされる。
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◆河南省の<編結玩具>
「編結玩具」とは、植物の葉やワラ等を束ねて、編み、結んで作る細工物。産地は南方に多く、イグサを育てる村々で筵作りの余技に職人が作る例もみられ、河南省長沙の棕櫚編み小動物は有名

★四川省の棕櫚編み
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■九章:自然素材・U  
〜石・麺(小麦粉)・紙ほか〜

石彫による小さな動物や麺塑(小麦粉)による人物や動物もまた中国独特の民間玩具。
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◆<東北部の麺人>
中国東北部は小麦粉の一大産地。「麺人」の主な材料は強力粉やもち米粉、防腐剤、亀裂防止のハチミツなど。職人たちはそれらを混ぜて蒸し、色粉を加えてから形を作っていく。もともとは農家の女性たちが、春節や中秋節、婚礼の祝いなどで作っていたもので、泥人形が造形後に彩色するのに対して「麺人」は先に生地を着色し、それを組み合わせて形を造っていく。
麵人<舞姫と仙女捧花>
小麦粉で作られた麺人。ガラスケース入りの「舞姫」は1930年代の尾崎清次コレクション。
「仙女捧花」は1980年代。いずれも東北部で作られた。

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<麵花>小動物
河南省沈丘/小麦粉/1980年代
中国の農村部では、生後一ヶ月の赤ちゃんの「満月」の祝いに小麦粉で作った様々な形の細工菓子を贈る風習があるとのこと。カラフルな色彩とユーモラスで可愛い造形に思わずケースの前で立ち止まって見入ってしまった。
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◆響棒(ガラガラ)と発音玩具
素材別の展示ケースとは別に、東室中央の平ケースには音を出す玩具と「ままごと」道具が並べられている。
日本の「でんでん太鼓」によく似た「揺鼓」など、日本と共通する玩具が多い。
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■十章:日中の玩具に共通する形   
日本の「こけし」と中国の「棒棒人」、日本の「祝い鯛」と中国の一対の「紅魚」、
日中の起き上がり小法師、「だるま」と「不倒翁」、端午の節句の虎など、両国の玩具に共通する要素は数多く見出される。
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面被り人形、桃持ち猿や竹独楽なども日中共通の形
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中国の伝承玩具にルーツを訪ね、玩具の色や模様に込められた意味を知ることにより、これまでとは違った視点で玩具を楽しむことが出来る。その中で、子供の無事成長と幸運を願う親の気持ちは、国が違っても時代が変わっても共通であることを実感した。

最後に「郷土玩具文化研究会」例会にご協力くださいました日本玩具博物館・井上重義館長様と学芸員・尾崎織女さまに厚く御礼申し上げますと共に、今後共、よろしくお願い申し上げます。
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2013日本玩具博物館・夏秋特別展<中国民間玩具>〜郷土玩具文化研究会・第282回例会・第U部@〜

2013/07/29 12:32
◆<日本玩具博物館>
姫路城から北東に約10km。JR播但線「香呂」駅・下車、徒歩15分の地に1974年に設立された井上重義館長の個人博物館。日本の郷土玩具から世界150ヶ国の人形・玩具など約9万点が収蔵され、年4回の特別展が開かれている。
http://www.japan-toy-museum.org/

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◆2013日本玩具博物館・夏秋特別展
<中国民間玩具>
 〜期間:2013年6月22日(土)から10月15日(火)まで〜

昨春、中国民間玩具研究家・伊藤三郎氏より1980年〜1990年代の民間玩具・約1,000点の寄贈を受けられたことを記念して開催。

併せて尾崎清次コレクションから1930年代の貴重な人形、長尾善三氏の虎、李寸松氏と日本玩具博物館の収集品の総数約1700点の中から800点を選び、特別展示されている。

◆「郷土玩具文化研究会」第282回例会より
〜第U部・展示解説ー@西室〜


「郷土玩具文化研究会」では、日本玩具博物館のご協力により6月30日(日)に見学例会を開催。
第T部で尾崎織女学芸員より「中国の民間玩具」についてのお話を伺った。
http://ikuiku-1919.at.webry.info/201307/article_10.html

第U部は6号館1階で展覧品を見学。
展示ケースから取り出して解説をしていただいた。

◇<展示品と展示解説>
コレクションは10のテーマに分類して展示。
・西室では、
 一章:「戦前のもの」 
 二章〜四章まで:「節句と祭礼」「民族風俗」「芝居」等の
             目的別に展示


・東室には、五章〜九章まで:「土・布・木・自然素材T・U」
        十章:「日中共通の形」


・西室南側〜西〜北側
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・6号館西室を見学する会員たち
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■一章:1920〜30年代の中国東北部の玩具 
〜尾崎清次・長尾善三コレクション〜


毛沢東の文化大革命では中国の伝統文化財が人形・玩具までことごとく破壊されたが、それ以前に日本人のコレクターによって蒐集されたお蔭で日本に遺されている貴重な人形・玩具。
右側ケースに虎玩具のコレクター長尾善三氏の中国の虎も展示。

★「尾崎清次コレクション」(左側ケース)
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〜子授け人形〜
尾崎清次が小児科医だったせいかコレクションには子授け人形が多い。
道教の女神・注生娘娘(チューションニャンニャン)は子授けの神・赤ん坊の守護神であり、娘娘廟の廟会(祭礼)では、張り子の「不倒娃」や土製の「泥娃娃」の子授け人形が売られた。人形が持つ花(牡丹)・柘榴・鯉には健康・多子・長寿の意味があり、お祭り前に農村部でつくられた。

子授けの祈願には赤ん坊の人形をくすねる風俗があり、願いが叶って無事子宝に恵まれたら新しい人形を一体購入して神様へお返しする。

中国東北地方では「娘娘祭」は春を告げる春一番のお祭り。中でも一番名高いのが大石橋の「娘娘祭」で、戦前の祭の様子がYou Tubeに動画でUPされ、終わりの方に、台に並んでいる「不倒娃」や首に付いた紐を提げて歩いている人、馬車の上で大切そうに「不倒娃」を抱いている女の子が映し出されている。
http://www.youtube.com/watch?v=eyxpFg71i3A

<不倒娃(プータオワー)>
日本の「起上り小法師」や「達磨」に似た童子姿の張子人形で、錘が入り倒しても起き上る。
山東省・遼寧省・吉林省・黒龍省の農村部で内職として作られた。
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日本玩具博物館のHP「学芸室より」NO.66(2009.1.12)
「戦前戦中の中国玩具」〜尾崎清次コレクションより〜
http://www.japan-toy-museum.org/kiroku-gakugeisitu2009.html
で「不倒娃」ついて紹介されている。

・柘榴を持つ「不倒娃」
1930年代/ 紙・土/遼寧省松樹
学芸員・尾崎織女さんが手にされている柘榴を抱いた「不倒娃」も娘娘廟の廟会で売られていたもので、李景徳の作と思われる。背面に「須知善一氏寄贈」と記され、氏は「満州土俗人形」の中で、最もよく中国人らしさを表現した満州玩具中、特異の面相を呈していると語られている。
インド人を思わす風貌が印象深い人形で、第T部でもご紹介している。
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<泥娃娃(ニーワーワー)> 
1920〜30年代に遼寧省でつくられた土製の子授け人形。
子授けの神・道教の娘娘の誕生日である旧暦3月20日には盛大な祭りが行われ沿道で「泥娃娃」が売られた。農村部の内職として作られたが、1930年代にすでに製作者が激減していたようで、祭礼のときにしか入手出来ず収集は困難を極めたという記述がのこされている。


・「麒麟送子」
写真:右端 1930年代/土/遼寧省
道教の娘娘が麒麟に乗って子授けに来たところを形象化したもの。
麒麟は子供を運ぶ霊獣と考えられている。

・「榴開百子(ルゥカイバイスリ)」
写真:左端 
1920〜30年代/土/遼寧省大石橋
柘榴は多産・子孫繁栄のシンボルとして吉祥に使われる。
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遼寧省大石橋の娘娘廟は草も生えない石の三角山(鎮迷山)の頂上にあり、麓はお参りする人々の幌馬車で埋まる程の賑わいで、ネットの「満州写真館 大石橋娘娘祭」で見ることが出来る。

・<風俗抱き人形>
1920〜30年代/布・練物/天津
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<清朝風俗人形>花嫁行列
北京/土/1920年〜30年代

花嫁が花婿を迎える“迎親の礼”を映した行列風景。
儀仗(執事)・響器(楽隊)・喜轎(花駕籠)で構成されている。
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★「長尾善三・虎コレクションより」(右側ケース)
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・「布老虎(プーラオフ」
新生児を祝福して贈られた布製の虎
1930年代/布/遼寧省瀋陽市(当時の奉天)
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■二章:節句(祭礼)の玩具
 〜春節、元宵節、清明節、端午節、中秋節の玩具〜


<春節と元宵節の玩具と飾り物>
・春 節(旧1月 1日)・・・十二支の動物玩具、獅子の玩具、棒棒人など
・元宵節(旧1月15日)・・・灯籠の玩具など

壁面に見える「10個の風車」が付いた竹は、持って歩くと風を受けて一斉にカラカラと音をたてて回る。井上館長が自ら持ち帰られたもの。2個だけの小型もある。
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・「棒棒人」
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<清明節と端午節の玩具と飾り物>
・清明節(3月中旬) ・・・ 風箏や紙鳶(凧)
・端午節(旧5月5日)・・・ 暑さに向かう季節の節目に災厄を祓う「香包」「虎玩具」を飾る
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・「虎頭鞋」
赤ちゃんの生後1ヶ月の「満月の祝」や端午の節句に母方の祖母から贈られる虎の形のものは「五毒」(百足・蛇・蠍・蝦蟇・蜘蛛)を踏みつけ悪霊や疫病を払い除ける霊力があると考えられている。

日本の五節句とは少し違うが、中国の方が子供を疫病から守る要素を強く感じる。医学が発達していなかった時代に、親たちが様々な智慧で祈りの心を形あるものに形成されていったたことがよくわかる。

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★「中秋節の人形」

旧8月15日の中秋節には、その昔、不老長寿の仙薬を盗んで月へと逃げた嫦娥という女神がお供の兎・兎儿爺(兎爺さん)とともに住んでいると信じられ、兎儿爺の人形を飾って月餅を供える。
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・「兎儿爺(トゥァールイエ)」
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■三章:人形に見る中国の風俗
〜各地の日常生活を伝える人形の数々〜

中国の伝承人形は素材的にも形態的にも地域ごとに特色があり、伝説や信仰を盛り込んで、それぞれの地の風俗を今に伝えている。
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・大阿福・不倒翁・棒棒人
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・「不倒翁」
日本の起き上り小法師や達磨は、中国では一般的に「不倒翁」といい、小さい童子姿のものを「不倒娃」または「不倒娃娃」と呼ばれる。
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・「棒棒人(バンバンレン)」
古くから山東省郯城県で作られてきたロクロの木挽き人形で日本のこけしによく似ているが、目的は違う。
文化大革命以前は、村々を回る巫女が耳に当てて神のご神託を聴くために耳にあてて使っていたとか。
立姿の「高棒棒人」と座った姿の「低棒棒人」があり、セットになっているものが多い。
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■四章:芝居の玩具と人形   
〜影絵芝居、仮面、京劇の人形たち〜
棒使いと糸繰り、指人形、影絵芝居(皮影戯)の人形、仮面など芝居に関わる人形と玩具を展示。
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・「孫悟空」
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・「皮影戯(ピーインシー)」の「影人(インレン)」
中国の影絵劇の歴史は古く唐時代(1200年前)に遡る。その頃は紙で作られたが南宋時代(800〜900年前)になると皮を彫って人形(影人)を作られるようになり、浙江省・広東省・四川省・陜西省などでは牛革、東北地方ではロバ皮が使われた。

写真:左の2点は1930〜40年代のロバ皮の「影人」(尾崎清次コレクション)
右側の2点は1980年代の牛皮を使った北京の「影人」
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西室だけでも興味深いコレクションが多くて、一部分しかご紹介出来ない位で
東室の五章〜十章については次回にご紹介したい。


■五章:中国の土製玩具 
   泥人・泥動物・泥玩具

■六章:布玩具 


■七章:木玩具
   素材別に豊かな地域色を紹介

■八章:自然素材・T
  竹・草・棕櫚・瓢箪・高粱・麦稈

■九章:自然素材・U
  石・麺(小麦粉)・紙ほか

■十章:日中の玩具に共通する形
  こけしと棒棒人、祝い鯛と紅魚、端午の虎など

(説明は日本玩具博物館の資料を引用させていただいた)


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2013日本玩具博物館・夏秋の特別展<中国民間玩具> 〜郷土玩具文化研究会・第282回例会より〜

2013/07/27 11:01
「日本玩具博物館」6号館・夏秋特別展
<中国の民間玩具>
2013/6/22(土) 〜10/15(火)

 兵庫県姫路市の日本玩具博物館・6号館では、2013年夏秋の特別展として「中国の民間玩具」展を開催中。

昨春、中国民間玩具研究家・伊藤三朗氏から寄贈された文化大革命後の1,000点に及ぶ人形・玩具コレクションを中心に、尾崎清次氏が昭和初期〜10年代(1930年代)に蒐集された中国東北部(旧満州)の玩具約300点と日本玩具博物館が中国民間玩具研究の第一人者・李寸松氏(1927〜2011)の寄贈品とご協力を得て収集された約300点の総計約1,700点から800点を選び展示されている。

http://www.japan-toy-museum.org/chinesefolktoys.html

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展示品に含まれる文化大革命(1966年から10年間)以前の人形や玩具は中国本国には殆ど遺されてない貴重なもので、「郷土玩具文化研究会」では日本玩具博物館にご協力をいただいて見学例会を開催。

以下は個人の記録であり、「郷土玩具文化研究会」の公式報告ではないことを御承知いただきたい。


◆「郷土玩具文化研究会」第282回例会

■日 時:平成25年6月30日(日)

■会 場:日本玩具博物館
(現地集合・解散)
      兵庫県姫路市香寺町中仁野671−3
       пF079-1717-5790
      JR播但線「香呂駅」下車、東へ徒歩15分

■会 費1,000円

■お 話:井上重義館長・尾崎織女学芸員

■内 容:「中国民間玩具展」のコレクションのお話と展示解説


◆6月例会・第1部
6号館2階の和室で受付。「中国民間玩具」の資料をいただいて、尾崎織女学芸員よりプロジェクターを使ってお話を伺い予備知識を得た後、1階展示室で展示解説をしていただいた。

・御挨拶をされる井上重義館長と例会参加者
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・お話をされる尾崎織女学芸員
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お話の中から日本でも共通している形の人形を一部ご紹介。

★「不倒娃・プータオワー」
童子姿の起き上がり小法師。
子授けの祈願をする人形で、山東省、遼寧省、吉林省、黒龍江省などの農村部で作られ、新春の廟会などで売られた。
写真の「ざくろ」を持つ人形は1930年代に作られたもの(旧・尾崎清次コレクション)
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★「棒棒人・バンバンレン」
日本の「こけし」によく似た棒棒人は「ろくろ」で作られる木挽き人形で、山東省で作られてきた。
背の高い「高棒棒人」と低い「低棒棒人」があり、解放前は村々をまわる巫女が神のご神託を耳に当てて聴く「耳報神」としてつかわれていたという。
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他にも人形の解説が続き、泥人形、風箏などの作者のアトリエや不倒娃娃祭の写真もご紹介された。
下の写真は1930年代の「麒麟送子」。
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毛沢東の文化大革命の時代は伝統文化財が紅衛兵によって徹底的に破壊され、人形・玩具も例外ではなく作者まで逮捕されたが、土に埋めるなど必至に守って来られた研究家により1980年代に見事に復興された。

復興後の作品は伊藤三郎氏によって蒐集され、6号館の展示会場で見ることができる
(すべての写真はダブルクリックで拡大)
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約1時間半にわたる尾崎さんの解りやすいお話を伺い、ミニ知識をインプットして「展示品の観覧」へと1階に移動。
展示解説のご紹介は次回に・・・・。

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タイトル 日 時
京都・恵文社一乗寺店 「夜長堂」〜夢売り巡業〜 A
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<「おもちゃ絵の軌跡」展と講演会>京都嵯峨芸大附属博物館・開館10周年記念                       (嵐電「車折神社駅」) 嵐電・車折神社駅から南へ徒歩約5分の地に位置する京都嵯峨芸術大学は、1971年に嵯峨御所大覚寺が母体となって京都嵯峨美術短期大学として設立され、2001年に大学が開設されて校名を変更。今年創立40周年を迎えた。                 (京都嵯峨芸術大学 校門) 大学設立の2001年に大学研究棟1階に開館した附属博物館は開館10周年を迎え、記念展を開催。29日に関連テーマによる記念講演会が行われ、記念展鑑賞と講演会... ...続きを見る

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2011/11/04 02:18
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2011/09/11 16:48
マイ・ミニギャラリー<祇園祭のミニ鉾と紙人形>
マイ・ミニギャラリー<祇園祭のミニ鉾と紙人形> 祇園祭のミニ鉾を初めて買ったのは40年位前のこと。当時のミニ鉾の車輪はすべて木製だったが、いつのもにか殆んどが樹脂製になり、木製は限られた店にしかない。 最初に買ったのは先頭の長刀鉾と最後の船鉾。それぞれ500円と1,500円?位。30年近くかかって32基全部集めたが、最後の方で買ったミニ鉾は7,000円以上だったと思う。 ...続きを見る

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2011/07/09 02:53
日本玩具博物館 2011<七夕と夏まつり展> 展示解説会&見学
日本玩具博物館 2011<七夕と夏まつり展> 展示解説会&見学 「日本玩具博物館」 JR姫路駅で播但線に乗り換え、所要16分の「香呂(こうろ)」駅下車。徒歩15分。 ...続きを見る

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2011/07/06 12:00
<俵屋吉富>京菓子資料館・限定干菓子「饅頭喰い人形」
<俵屋吉富>京菓子資料館・限定干菓子「饅頭喰い人形」 俵屋吉富は京都御所の北西辺りに宝暦5年(1755)創業の京菓子の老舗。 代表的な銘菓「雲龍」は相国寺の雲龍図(狩野洞春筆)に魅せられた七代目・留治郎が創りあげた。 烏丸店と「京菓子資料館」は相国寺西方の烏丸通り上立売上る西側にある。 (地下鉄烏丸線「今出川」下車) ...続きを見る

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2011/06/24 10:40
COCHAE・コチャエ「こけし おりがみブック」と「折こけ紙」 
COCHAE・コチャエ「こけし おりがみブック」と「折こけ紙」  COCHAE(コチャエ)という「あそびのデザイン」をテーマに活動する軸原ヨウスケ、武田美貴によるデザイン・ユニットがある。「折り紙をもっとポップに」をキーワードにグラフィック折紙を制作。昨年は日本伝統のこけしに着目して本や折紙を発売。雑誌の付録の郷土玩具でも注目された。 ...続きを見る

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2011/06/23 18:52
端午の節句飾り・木彫の桃の中の「小さな桃太郎人形」
端午の節句飾り・木彫の桃の中の「小さな桃太郎人形」  家の中の片付けも気にかかりながら、京都・大阪と次々とオープンしたデパートを追っかけて出歩いている内に「こどもの日」を迎えてしまった。今年は端午の節句飾りを出す暇もなく、手近に置いている「桃太郎人形」のミニチュアだけを出して見た。  昨年、姫路の友人達と大阪・天満橋にあるギャラリーを訪ねたときに見つけた人形である。 ...続きを見る

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2011/05/05 01:04
月乃ぴょんや・雛の「おはこ」ー1
月乃ぴょんや・雛の「おはこ」ー1  「月乃ぴょんや」は京都市左京区花背の工芸の里にある。京都と言っても鞍馬よりまだ奥の山間地だが、JR京都伊勢丹10階にも店がある。  「月乃ぴょんや」の月は運がつくの意味もあるそうだ。様々な商品の中で、四季折々に新しいデザインで登場する版画紙箱の「おはこ」が特に気に入っていて、伊勢丹へ行った時にはちょこちょこ覗いて楽しんでいる。  弥生は雛の季節。雛の図柄は約20種類以上あり、1月から店頭に並ぶので人気の柄はすぐに売り切れてしまう。 ...続きを見る

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2011/03/02 09:36
2011節分ー2 京都・吉田神社の節分面
2011節分ー2 京都・吉田神社の節分面 吉田神社では節分の前夜に本宮舞殿で古式「追儺(ついな)式」」行われる。 平安時代初期から宮中で毎年行われてきた行事を伝承・継承されている神事の一つで「鬼やらい」ともよばれる。儀式では、午後6時過ぎに赤・青・黄の鬼が現れ金棒を振り回して暴れる中、童子を引きつれ黄金の四つ目の面を被った「方相氏(ほうそうし)」が矛と盾で追い払う。 吉田神社で授与されている「節分面」の袋には、四つ目の方相氏と赤鬼、青鬼の3面が入っている。印刷された紙面であるが、袋には「富」の文字が入っているので版元は徳力富吉郎の「... ...続きを見る

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2011/02/04 15:24
2011・節分ー1 京都・吉田神社参拝
2011・節分ー1 京都・吉田神社参拝 京都では節分になると左京区にある厄除けの神「吉田神社」へお参りする。約千百五十年前の清和天皇の頃に平安京の守護神として御所の鬼門に当る吉田山山麓に創建された由緒ある神社で、大元宮には全国神々が祀られている。 ...続きを見る

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2011/02/04 13:48
2011[鷽替え神事ー3] 道明寺天満宮
2011[鷽替え神事ー3] 道明寺天満宮  東京では湯島天神でも亀戸天神でも「鷽替え神事」があるが参拝してみると、形式だけで実際に人の手から手へと交換されていないことを知った。江戸時代に始まった神事が省略されているのは残念だが、大宰府天満宮を初め、大阪府藤井寺市の道明寺天満宮では現在でも「鷽」の交換神事が受け継がれている。  初天神の翌日、大阪府に住む従妹のK子ちゃんから木彫りの鷽の写真添付メールが届いた。道明寺天満宮の「初天神うそかえ祭」に参加して来たそうで、「うそ替え」の説明も書かれていた。添付写真を見ると木彫りの鷽は亀戸天神の木... ...続きを見る

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2011/01/29 19:01
2011[鷽替え神事ー2] 亀戸天神社
2011[鷽替え神事ー2]  亀戸天神社  湯島天神にお参りした後、春日通りから「錦糸町駅」行のバスに乗車。「太平三丁目」でバスを降りて振り返ると、ビルの後ろにスカイツリーが大きく見える。交差点で蔵前通りを東へ進んだ先の天神川の橋からもスカイツリーを望めた。しばらく歩いて「くず餅」で有名な「船橋屋」の前に来ると、亀戸天神は、その先すぐだった。 ...続きを見る

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2011/01/29 16:26
2011[鷽替え神事−1] 湯島天満宮
2011[鷽替え神事−1] 湯島天満宮  「鷽(うそ)替え」というのは、一部の天満宮で行われている神事で、大宰府天満宮では1月7日、他は初天神に行われるところが多い。この日に授与される木彫りの鷽を郷土玩具のコレクションとして何体か持っているが、間接に入手したものばかりである。 ...続きを見る

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2011/01/29 01:49
浅草・助六 うさぎの「とんだりはねたり」
浅草・助六 うさぎの「とんだりはねたり」 12月17日に「浅草羽子板市」に出かけた折に仲見世の「助六」に寄ってみた。相変わらず混んでいる店内で江戸玩具の「とんだりはねたり」を2点見つけてガラスケースから出して見せてもらう。 ...続きを見る

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2011/01/15 17:55

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