平成26年・京都「市比賣神社の重陽祭」

平成26年(2014)
★京都・市比賣神社の「重陽祭」

市比賣(いちひめ)神社は京都・河原町五条近くのこじんまりとした神社だが、いまでは珍しくなった9月9日の重陽祭が毎年行われている。今年の重陽の日は例年より気温が低くひんやりとして秋らしく、雨が続いた後の晴天の下で神事が進められた。
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◆<菊の被せ綿>
重陽の節句の前夜、菊の花を真綿でおおって菊の香を移し、翌朝夜露を含んだ被せ綿で顔や身体を撫でて健康長寿を願うという宮中から伝わった行事にもとづいて「菊の被せ綿」が御神前に並べられている。
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菊に被せる真綿の色は白菊には黄色、赤菊には白、黄菊には赤。
その上にしべのように花と同じ色の小綿をのせる。
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境内の一部が工事中のため「いちひめ雅楽会」の方々は社務所内で雅楽演奏。
手前の花瓶に1対の菊の被せ綿、右隣に茱萸袋と茱萸をお供え。
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◆「菊の御中」守り
重陽の日一日のみ授与されるこのお守りは宮中から伝えられた「菊の被せ綿」の行事に因んだもので包みの中に入っているのは三色の被せ綿と1片ずつの三色の菊の花弁。ほのかに菊の香がうつる綿で顔を撫でると肌が若返り、健康と長寿を願いながら身体をなで箪笥に仕舞うと1年間のご利益があるとのこと。
「わたかぶせ」は枕草子などに記されるなど平安の頃から行われていたが、現在では殆ど行われていない。見られるのは東京・杉並の大宮八幡宮と京都の市比賣神社くらいでしょうか。嵐山の法輪寺では造花が使われている。
「御中=おなか」とは御所言葉で綿のこと。
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◆重陽祭
午前11時から神殿内で神事が始まり、マイクでの指示に合わせて参拝。
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参拝が終わると、鳥居の前にゴザが敷かれて臨時の舞台で巫女の舞が奉納された。
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巫女の舞が終わると菊酒がふるまわれ、祈祷済の南天箸・長生きうどん(日清きつねうどん)などが授与された。 前列に座っていたので一番に菊酒をいただいたが、後には百人ぐらいの行列が出来ていた。
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・授与品
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