2014・第12回<八朔のひなまつり>in 室津ー3・社寺

第12回<八朔のひなまつり>in 室津ー3・社寺
~2014年8月23日(土) ー 8月31日(日)~

「まるよし」の活魚料理で1時間余の昼食のあと室津海駅館に戻り、午後からは室津を知り尽くしてられる地元の「御津めて室津観光ガイド」代表・柏山泰訓(かしやまやすのり)さんに町を案内していただいた。

柏山さんは「室津海駅館」の斜め向いの「柏山商店」の御主人。
イギリス留学時代に英国人の郷土愛の強さを体験されたことから故郷・室津に戻って歴史や文化を調査研究。室津の特性を活かした町づくりに取り組んで来られ、2011年に姫路地方文化団体連合協議会の姫路文化賞(地域文化)を受賞された。

(ブログ内の写真は、すべてクリックで拡大します)
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室津海駅館の展示や建築、町なかの旧跡の碑を解説いただいて浄運寺から賀茂神社へと散策。雛まつり以外に歴史と物語を知ることができ、日帰りながら旅行気分を満喫。

(雛めぐり案内地図はクリックで約4倍に拡大)
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柏山商店では「石ころアート教室」を開催。
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<浄名寺の地蔵>
室津民俗館から先に進むと、左手の真宗大谷派徳乗寺の左脇を上った辺りに(写真中央)赤い点に見えるのがお地蔵様のよだれかけ。その横の道と石段を上がると室山城への道に続く。

見学途中でカメラを担いで撮影中のNHK神戸局の取材班に何度も出会い、一部で私達に同行取材された。このときの映像は8月28日(木)18:10からの神戸ローカル番組で放送されたが、兵庫県以外では見れなくて残念!
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<浄運寺>
法然上人の二十五霊場のひとつで、上人と遊女友君の合作という法然上人像、友君像、お夏像があり、希望すれば拝観(要拝観料)できるとのこと。遊女友君の塚もある。お寺は石段の上にあり「パッチワーク・和布リメーク・グループ展」を開催。海側に出ると眼下に室津幼稚園と小学校が見えた。
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この狭い地域に各宗派の5寺院が建っていることに驚いた。海の遭難者の供養のためかと思ったが、遊女が関連しているしていることから考えると、この地が井原西鶴や谷崎潤一郎の小説の舞台になり、多くの悲話や伝説を秘めていることが納得できそう。

<賀茂神社>
浄運寺から賀茂神社参道前に着くと、正面に長い石段が続いていた。膝にとって大きな負担になり、余程やめておこうかと思ったが、ここはどうしても参拝したかった。10年前に一度訪ねているが、地方の港町と思えないくらい立派な社殿と播磨灘の島々の風景を眺めたかった。

(境内案内図はクリックで約4倍に拡大)
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写真は、鳥居をくぐった境内で柏山泰訓さんの説明を聴く郷玩文化研究会会員。背景の正面に四脚門が見え、石段の上、右側にソテツの群生が見られる。
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★天然記念物のソテツ
賀茂神社表参道のソテツ群は自然群生の北限にあたり、県の天然記念物に指定されている。
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★御祭神と社殿
京都の上賀茂神社と同じ賀茂別雷大神を祀る賀茂神社は高倉上皇や平清盛が厳島詣での途中で立ち寄り、シーボルトの絵にも描かれた桧皮葺の社殿は国の重要文化財に指定されている。
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本殿と拝殿が境内を隔てて建っている珍しい飛び拝殿
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拝殿には江戸・明治・大正の雛が飾られ、その前に舟に乗せたシンコ細工の鯛と白い折雛をのせた桟俵が並んでいた。桟俵の雛は、海に流されるのだろうか?
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★特別公開「賀茂神社・参籠所」
「八朔のひなまつり」開催期間、特別公開の参籠所に飾られていた明治時代のお雛さま。
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~成広のり子絵画展~
たつの市揖保川出身の絵本作家成広のり子さんが「八朔のひなまつり」の由来を物語にされた絵本と絵巻物を展示。
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 シーボルトが江戸参府の途中で室津に滞在し海の風景を描いた参籠所からの眺望が素晴らしい。
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★「連理の榊」
 境内には2本の樹が途中で1本に繋がった榊の古木があり「賀茂の愛の榊」「夫婦の絆」「良縁の愛の榊」としてご利益があるとのこと。
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★「唐荷島」
参籠所から下った「カジ取社」の裏からは海に浮かぶ、地・中・沖の唐荷島が見える。昔、唐の船が難破してその積み荷が島に流れ着いたことからその名がついたとのこと。後ろに見えるのは家島群島。
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★大阪城の石
帰りは海側の駐車場からなだらかな道を下ると、「湊口御番所跡」に秀吉の大阪城の石垣のために運ぶ途中で海に落ちたといわれる巨石がある。海中に沈んでいたものを昭和47年の港湾工事の際に引き揚げられた。
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★本陣跡の石碑
駐車場へ戻る途中で出会った本陣跡の石碑。
明和4年(1767)の「薩摩藩覚書」によると室津には、肥前屋・肥後屋・紀井国屋・筑前屋・薩摩屋・一津屋の六軒の本陣があったと記されているとのことだが、現在は1軒もなく室津海駅館に「肥後屋」の模型が残るのみ。
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<室津港>
海沿いに駐車場へと歩いていると空に怪しき黒雲が・・・・・
全員がバスに戻ったところで大粒の雨が降り出した。
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最後の訪問先の揖保乃糸資料館「そうめんの里」にバスが着いたときは土砂降りだったが、バスはエントランスに横付けで助かった。分け箸を使って50cmの素麺を160cmに伸ばす職人技の実演見学と試食、お土産などの買物を済ませて帰路のバスは湾岸線を走ってもらって渋滞を逃れ予定通りに新大阪駅前に帰着。
JR京都線の新快速も遅れはなく、午後8時過ぎに無事帰宅出来た。

家でTVをつけると、大阪府池田市久安寺に避難勧告が出ていてびっくり。夕方までに1時間100ミリの大雨が降り土砂崩れの危険があったとのことだが、大事に至らずほっとした。

    *     *     *     *     *

◆2014年8月24日
「郷玩文化8月例会報告」

3回に分けた下記ブログで兼ねさせていただきます。

★室津-1・資料館
 「室津海駅館と室津民俗館」・
   http://ikuiku-1919.at.webry.info/201408/article_12.html

★室津-2・町並とグルメ
  みなと茶屋・猪澤家・活魚料理「まるよし」など・
  http://ikuiku-1919.at.webry.info/201408/article_13.html

★室津-3・社寺
  昼食後に散策したお寺と賀茂神社・

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