<京都祇園祭大船鉾>復興展示~京都市無形文化遺産展示室~
<ユネスコ無形文化遺産>
平成21年9月「京都祇園祭の山鉾行事」が日本を代表する無形文化遺産として「ユネスコ無形文化遺産に登録された。京都市では、これを記念して無形文化遺産展示室を平成23年10月24日に開設。
展示の内容はユネスコ無形文化遺産である「京都祇園祭の山鉾行事」の紹介と、巡行への復帰を目指す大船鉾の製作過程にある実物など。
京都祇園祭・後祭<大船鉾>
ー 新町通四条下ルー
江戸時代の祇園祭では後祭の最後尾を巡行していた「大船鉾」は、神功皇后の説話による凱旋の船鉾。
「大船鉾」は応永29年(1422年)にはすでに存在していたという説があり、応仁の乱(1467年)で焼失。その後再興され、江戸時代には装飾やお囃子が加わって「船鉾」と呼ばれるようになったが、1778年の「天明の大火」で神功皇后の御神面を残して焼失。文化元年(1804年)に再興。現在残る懸装品や金幣はこの後に整えられたもの。
しかし、、元治元年(1864年)の蛤御門の変で、木部の船など多くを失い、以後、休み鉾となった。「大船鉾」では、以来150年を迎える2014年(平成26年)の完全復興を目指して準備が進められ、昨年10月に船本体が完成。
今年(2012年)の祇園祭では、御神面の唐櫃巡行で最後尾を務めた。
◆京都祇園祭大船鉾復興展示
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/cmsfiles/contents/0000110/110200/231024-01.pdf
チラシの絵は、幸野楳嶺・筆「大船鉾図」
(八坂神社「大船鉾図」対幅のうち)
明治元年~5年(1868~72)
四条町に住んでいた幸嶺が、鉾焼失後にスケッチや記憶を頼りに描いたであろうと説明がある。舳先の意匠は焼失した鳳凰だが、後の幸嶺の作品では大金幣が描かれているそうだ。
<京都市無形文化遺産展示室>
「京都ヨドバシビル」北東角1階
(JR京都駅から烏丸通を北へ徒歩数分、
※「ヨドバシカメラ」の入口からは入れない。烏丸通に別入口アリ)
・開館時間:午前10時~午後6時(入場は午後5時半まで)
・休館日 :水曜日(祝日の場合は開館・翌日休館)
・入場料 :無料
「京都市無形文化遺産展示室」は京都ヨドバシビルにあるということなので、いつも通りに地下道から「ヨドバシカメラ」の店内に入り、エスカレーターで1階へ上がって北東の隅を目指して歩いたが、そこは売場で行き止りで何も案内図もなかった。
それで、東南角の出入り口から店外に出て、烏丸通に面したヨドバシビルの飲食店の前を東本願寺方向へ歩いてみた。その先に階段があり、上った左側に目指す「京都市無形文化遺産展示室」があったが、係りの方が呼び込みをされないと気付かずに通り過ぎる方が多いそうだ。
◆復元された「大船鉾」の本体の船・実物展示
展示室は半地下になっており、独占している大型の船は入口を入ってすぐに眺めた後、階段を下りてすぐ目の前で見学出来る。向かって右側は赤と緑の幕が張られているが、反対側からは縄だけで組み立てられた木組みの様子がよく解る。
組立ての縄結び目は美しい模様に仕上り、側面は「雌蝶」、正面は「雄蝶」と名付けられており、他の鉾も共通。「雄蝶」よりも「雌蝶」の方が大きく、その下には「海老」と呼ばれる縄結びも見られ、美しい造形に見とれた。
・大車輪
直径180cmほどある鉾の車輪は「菊水鉾」で使われていたもの。
◆7月31日のBS朝日放送
この「大船鉾」の展示室の様子は、
BS朝日放送・7月31日(火)午後10時~10時54分
「知られざる物語 京都1200年の旅」
~祇園祭と京の夏~で放映される。
http://www.bs-asahi.co.jp/kyoto1200/prg_019.html
ナビゲーターは歌舞伎の市川猿之助氏
いろいろ規制があるようだが、祇園祭の期間だけでも展示室前に大きな看板などを置いたり、ヨドバシカメラの入口付近や地下道に遠くからでも目に留まるような案内が欲しい。
そういえば、地下鉄・京都駅改札口付近で「大船鉾」展示の案内を見ていない。せっかくの展示なのに勿体ない。
本来の後祭の24日には「花笠巡行」や四条御旅所の3基の神輿の「還幸祭」があり、京都の祇園祭は7月31日まで続いている。2年後に後祭の最後尾を飾る凱旋の「大船鉾」復興へのプロセスをぜひ全国の皆様に見て頂きたい。
「大船鉾」についての詳しい情報は
公益財団法人「四条町大船鉾保存会」のHPとブログで紹介されている。
http://www.ofunehoko.jp/
・大船鉾とは
http://www.ofunehoko.jp/about/
・大船鉾本体
http://www.ofunehoko.jp/blog/cat10/
平成21年9月「京都祇園祭の山鉾行事」が日本を代表する無形文化遺産として「ユネスコ無形文化遺産に登録された。京都市では、これを記念して無形文化遺産展示室を平成23年10月24日に開設。
展示の内容はユネスコ無形文化遺産である「京都祇園祭の山鉾行事」の紹介と、巡行への復帰を目指す大船鉾の製作過程にある実物など。
京都祇園祭・後祭<大船鉾>
ー 新町通四条下ルー
江戸時代の祇園祭では後祭の最後尾を巡行していた「大船鉾」は、神功皇后の説話による凱旋の船鉾。
「大船鉾」は応永29年(1422年)にはすでに存在していたという説があり、応仁の乱(1467年)で焼失。その後再興され、江戸時代には装飾やお囃子が加わって「船鉾」と呼ばれるようになったが、1778年の「天明の大火」で神功皇后の御神面を残して焼失。文化元年(1804年)に再興。現在残る懸装品や金幣はこの後に整えられたもの。
しかし、、元治元年(1864年)の蛤御門の変で、木部の船など多くを失い、以後、休み鉾となった。「大船鉾」では、以来150年を迎える2014年(平成26年)の完全復興を目指して準備が進められ、昨年10月に船本体が完成。
今年(2012年)の祇園祭では、御神面の唐櫃巡行で最後尾を務めた。
◆京都祇園祭大船鉾復興展示
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/cmsfiles/contents/0000110/110200/231024-01.pdf
チラシの絵は、幸野楳嶺・筆「大船鉾図」
(八坂神社「大船鉾図」対幅のうち)
明治元年~5年(1868~72)
四条町に住んでいた幸嶺が、鉾焼失後にスケッチや記憶を頼りに描いたであろうと説明がある。舳先の意匠は焼失した鳳凰だが、後の幸嶺の作品では大金幣が描かれているそうだ。
<京都市無形文化遺産展示室>
「京都ヨドバシビル」北東角1階
(JR京都駅から烏丸通を北へ徒歩数分、
※「ヨドバシカメラ」の入口からは入れない。烏丸通に別入口アリ)
・開館時間:午前10時~午後6時(入場は午後5時半まで)
・休館日 :水曜日(祝日の場合は開館・翌日休館)
・入場料 :無料
「京都市無形文化遺産展示室」は京都ヨドバシビルにあるということなので、いつも通りに地下道から「ヨドバシカメラ」の店内に入り、エスカレーターで1階へ上がって北東の隅を目指して歩いたが、そこは売場で行き止りで何も案内図もなかった。
それで、東南角の出入り口から店外に出て、烏丸通に面したヨドバシビルの飲食店の前を東本願寺方向へ歩いてみた。その先に階段があり、上った左側に目指す「京都市無形文化遺産展示室」があったが、係りの方が呼び込みをされないと気付かずに通り過ぎる方が多いそうだ。
◆復元された「大船鉾」の本体の船・実物展示
展示室は半地下になっており、独占している大型の船は入口を入ってすぐに眺めた後、階段を下りてすぐ目の前で見学出来る。向かって右側は赤と緑の幕が張られているが、反対側からは縄だけで組み立てられた木組みの様子がよく解る。
組立ての縄結び目は美しい模様に仕上り、側面は「雌蝶」、正面は「雄蝶」と名付けられており、他の鉾も共通。「雄蝶」よりも「雌蝶」の方が大きく、その下には「海老」と呼ばれる縄結びも見られ、美しい造形に見とれた。
・大車輪
直径180cmほどある鉾の車輪は「菊水鉾」で使われていたもの。
◆7月31日のBS朝日放送
この「大船鉾」の展示室の様子は、
BS朝日放送・7月31日(火)午後10時~10時54分
「知られざる物語 京都1200年の旅」
~祇園祭と京の夏~で放映される。
http://www.bs-asahi.co.jp/kyoto1200/prg_019.html
ナビゲーターは歌舞伎の市川猿之助氏
いろいろ規制があるようだが、祇園祭の期間だけでも展示室前に大きな看板などを置いたり、ヨドバシカメラの入口付近や地下道に遠くからでも目に留まるような案内が欲しい。
そういえば、地下鉄・京都駅改札口付近で「大船鉾」展示の案内を見ていない。せっかくの展示なのに勿体ない。
本来の後祭の24日には「花笠巡行」や四条御旅所の3基の神輿の「還幸祭」があり、京都の祇園祭は7月31日まで続いている。2年後に後祭の最後尾を飾る凱旋の「大船鉾」復興へのプロセスをぜひ全国の皆様に見て頂きたい。
「大船鉾」についての詳しい情報は
公益財団法人「四条町大船鉾保存会」のHPとブログで紹介されている。
http://www.ofunehoko.jp/
・大船鉾とは
http://www.ofunehoko.jp/about/
・大船鉾本体
http://www.ofunehoko.jp/blog/cat10/










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